スウェーデン人の親の、子供の好き嫌いについての考え方

うちの息子は先月3歳になったばかりなのですが…とにかく偏食で好きと思ったらとことん食べるけど、嫌いなものはどんなにお腹が空いても食べません。

離乳食の頃は何でも食べる子だったのに今はイヤイヤ期ゆえ、大好きなものですらその時の気分で食べないとかも当たり前です。

母親の苦悩

私は日本人なので、当然日本のスタイルで食べさせようとします。ニンジンを擦ってハンバーグに入れたり、マフィンに入れたり…。それもまたその時々の気分で食べたり食べなかったりの毎日。

さらに最近は子供用の椅子に座ったり、食事の時にスタイ(よだれかけ)をすること・タオルを膝の上に置くことも拒否します。当然服や床が汚れるわけですがそれより問題なのは、大人用の椅子に座るとすぐに椅子から降りたりできるので、お食事中にマグネットで遊んだり集中してくれないことです。

「ちゃんと座って!」もちろん私も夫も言います。でもこの言い方が少しでも気に入らないと泣いて、もう一切食べない(ハンガーストライキ?!)という手段を取るのです。はぁ〜。

「食べなさい」はダメ!

先週私が息子に対して「今日は全然野菜を食べてないじゃない。食べなさい!」と言いました。

「食べなさい!」「食べて!」

夫がそれを聞いていて「食べなさいなんて言ったらダメ」と私に言ってきて、夫は食べ物の好き嫌いが激しいので私はイライラ。

「言い方がおかしいってこと?じゃあどう言えば良いっていうの?」と半ばキレ気味に言い返しました。

その時夫が言ったのは「スウェーデンでは子供がたとえ野菜を食べないとか好き嫌いがあったとしても、強要しない!それは大人も子供も同じだから。大人という立場でも子供の意思は尊重しなければならない」。

なるほど…さすがスウェーデンの考え方。確かに義母は夫に対して食べなさい何て言わないし「仕方ないわね…」と残したお皿を見てつぶやく程度でした。まぁ大人同士だから何も言わないのかと思っていましたが、そこに大人も子供もないんだ!ということを今回学んだ感じです。

良いか悪いかではない

もちろんこの考え方に良いも悪いもないです。だって各家庭によってお食事のルールは違うし、国によって考え方が違うのは当たり前です。

国際結婚をしているとこういう文化の違いに沢山出くわします。それをいちいちジャッジしていたら、相手の考えや文化を受け入れることなんてできません。

別に自分の頭が柔らかいという意識はないですが、家庭内でのアクセプトがなければグローバリズムなんて程遠いと思っているので私は彼の考え方を受け入れ(住んでいるのもスウェーデンだし)、息子には何においても大人という立場を利用して強要をしないように心がけています。

もちろん危険や他の人に迷惑がかかることはダメだと言って聞かせていますけど、まだ「生産者の方がこんなに頑張って作ってくれたのに」とかそういうことを言ってもわからない3歳児なので残してしまっても今は仕方ないと思いつつ…夫のお弁当に手付かずならこっそり入れたりしています。笑